メイビスの心の深層はどうなってる?!

メイビスの心の深層はどうなってる?!

メイビスがとっても魅力的な美貌だったからこそ、メイビスはどうして自分は37歳でバツイチでステキな夫がそばにいないんだろう。と思ったのでしょう。こんなのはおかしい、本来なら私がバディの妻だった。とばかりに、生まれ故郷の田舎町に舞い戻ります。メイビスが都会を目指したのはどうしてだったのでしょう~?!高校時代に輝いていた彼女が、どうして都会のミネアポリスへ出たのかを考えてみました。

都会の水に憧れる

「魚臭いこの町が大っきらい」とメイビスは映画の中で言い放ちますが、そこに暮らしている人たちの中でそんな言葉を吐くというのはまさに暴言です。でもこんな暴言をぶちまけるからこそ、メイビスなのです。魚臭い田舎町が嫌いだから、若い頃のメイビスはもっと都会に出たいと思い、こんなくすぶった田舎町で人生を終えたくない。と思ったのでしょう。周りの女性達を見ても、メイビスからすると「冴えないのばっか」と思い、こんなところで人生を終えたくない。都会に行けば、もっとステキな出会いがあって映画やテレビで観るような生活が送れるはずと信じたからこそ、都会のミネアポリスを目指しました。

都会の美人

田舎の町一番の美少女だった若い頃のメイビスは、ミネアポリスに出てどんな人生だったのでしょう。バツイチではありますが、一度結婚もしています。若い頃に憧れたミネアポリスでの仕事も、メイビスが思い描いていたような人生ではなかったことがゴーストライタというスポットライトを浴びることのない立場だったので不満が募ったのでしょう。

もちろん都会のミネアポリスでもメイビスはやっぱり美人です。なんといってもシャーリーズ・セロンの美貌ですから、間違いなく美人で周囲からもちやほやされたことでしょう。但し、都会のミネアポリスでは田舎町と違って人口が大きく違います。そして人口が多ければそれだけ美人の率も高くなるということです。美人の率が高くなれば、チヤホヤ度数も減ってしまいます。もしメイビスがゴーストライターではなく、メイビス・ゲイリーとして作家としてスポットライトを浴びて成功していたならば、美貌の作家ということでチヤホヤされる率も大幅に上がったことでしょう。

でも悲しいかな、ゴーストライターという立場ではスポットライトを浴びることは出来ません。美人ではあるけどスポットライトを浴びることなく、生きるために仕事をしなくてはいけません。そして美人ではあっても時間という時が経てば、自分の美貌は重力の影響を受けてしまうので目の下のタルミもできれば、ホウレイ線もできてしまいます。もちろん髪の毛も若い頃のように、ツヤツヤではなくなってしまい髪の毛のボリュームそのものも減ってしまいます。

そしてさらに自分の美貌がだんだん衰えることのほかに、フレッシュで若い女性たちの存在がますますメイビスを苛立たせる存在として登場してきたことでしょう。かつて若い頃の17歳の頃には当たり前だった男性からの熱い視線が、今でもそんな視線を集めることができてもメイビスの近くにメイビスよりもさらに若い美しい女性がいると当然ながらメイビスではなく若い女性のほうへ注意は行ってしまいます。そこがメイビスが許せないところでもあります。

かつては超チヤホヤされ続けていただけに、どうして私がくすぶっていなければいけないの?!おかしいじゃないの。私は今でもこんなに綺麗なのに、どうしてなの?!都会の男は見る目がない~~っ!!的は発想を抱いていたのかもしれません。そして生きるため生活するためのゴーストライターの仕事をしていて、編集長からは「早く出せ。早く執筆しろ」と急かされていったいなんなのよーーっ状態のときに、メールでメイビスのかつての元彼からのメールで赤ちゃんが誕生したことをしり、これは間違っている。私が本来なら彼と結婚して私が出産していたはず。だって私は高校生のときに彼とつきあっていたんだから。もし私がミネアポリスに出ないで、そのままあの町で暮らしていたら私が彼と結婚したはず。と大きな思い込みをしたのでしょう。

もしメイビスがミエアポリスで、たとえバツイチ独身だとしてもゴーストライターではなく、作家としてのキャリアを歩んでいたらそんなことは思わなかったはずです。「私は作家としてのキャリアの方が大事、あんな田舎町に住んでいたら作品のインスピレーションなんて沸くはずもない」とメールを見ても、動揺することはなかったでしょう。

そしてもしゴーストライターとしての仕事ではなく、メイビスが結婚して子供を出産していたとしても元彼バディの赤ちゃんが生まれたというメールを見ても動揺することはなかったと思います。女性として出産できるかどうか。という焦りが女性としての賞味期限のように思えたのかもしれません。

シャーリーズ・セロン主演の映画『ヤング≒アダルト』
ネタバレと37歳負け犬の深層心理
14キロの体重増して臨んだ演技でオスカーを手にしたシャーリーズ・セロンが、今回は37歳バツイチ子なしの独身女性を演じた作品が『ヤング≒アダルト』です。キティちゃんのTシャツを着て、高校時代は女王として君臨していた彼女が、ふとしたときに元彼と赤ちゃんの写真をメールで見てこんなはずじゃない!と元彼を奪うために奮闘する「イタイ女子」を熱演しています。スッピン姿からゴージャスに変わるメイクも楽しみな作品!